a型やb型との違いは?ab型ベビーカーのおすすめ5選!

ab型ベビーカー

 ベビーカーの購入を検討されている方が、様々な種類を比較する中でよく目にする言葉が「a型」と「b型」だと思います。「a型」「b型」の分類が、ベビーカーを選ぶ基準の一つになることも多いはずです。では、a型でもb型でもない「ab型」のベビーカーとは一体どんな特性を持つものなのでしょうか。

1.  ab型ベビーカーの特徴

 もともとa型・b型という分類は、日本のSG安全基準によって定められた規格によるものでしたが、最近ではa型のベビーカーの性能が上がり、安全基準改定により新基準a型というab型がa型に吸収されたような分類が登場しました。ここでいうab型のベビーカーとは、新基準a型とほぼ同様と考えて頂ければ問題ありません

【ab型のベビーカーの主な特性】

  • a型のようにリクライニングがほぼ水平にまで倒れるので、首が座る前の赤ちゃんでも使用することができる。
  • 比較的丈夫に作られていて、ほとんどのものが対面式で使用可能。
  • 従来のa型よりは、価格が安め
  • b型に匹敵するくらい軽量でコンパクトな設計なので、公共交通機関を利用する際や畳んで持ち運ぶ際もスムーズ。収納スペースも広く確保する必要がない。
  • 対象年齢が新生児~3歳くらいのものが多いので、途中で買い替える必要がなく、一台のベビーカーを長く使えて、経済的である。

 ab型ベビーカーは、a型・b型それぞれの良いところを兼ね備えた、まさにパパ・ママの理想のベビーカーといっても過言ではないでしょう。

2.  人気のab型ベビーカー5選をご紹介!

2-1. コンビ メチャカルハンディ オート4キャス エッグショック HF

ab型 Combi メチャカル ハンディ オート4キャス エッグショック HF

 コンビの大人気シリーズab型ベビーカー!様々な機能が付いているのに4kg台と、とにかく軽いのが特徴です。赤ちゃん連れだと何かと荷物が多くなりますが、これなら楽に持ち上げることができますし、座面に持ち手がついているので、折り畳んだ際に安定して持ち運ぶことができます。また、レバーを引くだけで簡単に折り畳むことができるので、片手で赤ちゃんを抱っこしながらでも、問題なくベビーカーを収納することができます。もちろん対面・背面の2wayで使用でき、ハンドルに連動して前輪の軸が自動で回転する「オート4キャス」搭載なので、押すのも負荷がかかりません。赤ちゃんにとっても、座面は55㎝のハイシートなので、地面の照り返しや砂埃を被る心配もなく、振動を吸収するエッグシートが搭載されているので、乗り心地も抜群です。

2-2. アップリカ ラクーナライト

ab型 ラクーナライトAB

 ラクーナライトの一番のポイントは、キャリートラベルシステムという抱っこひもをそのままセットできる機能を搭載していることです。ベビーカーでお出かけ中に赤ちゃんが眠ってしまっても、シートを持ち上げてそのまま抱っこひもに切り替えることができるので、赤ちゃんの安眠をしっかり守ることができます。本体重量は4.8kgと超軽量な上に、ワンタッチで折り畳みが可能なので、赤ちゃんを抱っこしたままでも持ち運びがスムーズです。丈夫な作りなのに軽量・コンパクトと、正にab型ベビーカーの魅力をばっちり兼ね備えています。インナーシートにはシルキーエアーを採用し、赤ちゃんのムレや汗などによる雑菌を防いでくれるので、たくさん寝汗をかく赤ちゃんにも安心です。

2-3. エアバギー ココスタンダード

ab型 エアバギー ココスタンダード

 三輪ベビーカーで人気のエアバギーのab型ベビーカー。前輪が一つなので小回りが効いて走行性が高く、力をかけなくても片手ですいすい押すことができ、方向転換や悪路の走行がスムーズなのが魅力です。また、空気を多く含んだエアタイヤを採用しているため、振動をよく吸収し、赤ちゃんも快適に乗ることができます。ab型ベビーカーの中では比較的重量があり、使用開始年齢も首が座ってからの3ヶ月が目処ですが、エアバギーの中では最軽量モデルで、赤ちゃんとのお出かけに最適なスマート機能が搭載されています。

2-4. ピジョン ランフィエフ

ab型 ピジョン ランフィ エフ

 16.5cmの大きなエアタイヤを使用しているので、段差なども片手でスムーズに乗り越えることができ、ベビーカーを押すパパ・ママのストレスを軽減してくれます。シートはリバーシブル仕様で、表と裏の素材が異なっているので、季節や赤ちゃんの体質に合わせて、好きな方を使用することができます。赤ちゃんをすっぽり包み込んでくれる大きな幌もポイントで、UVカットはもちろん、花粉がついても簡単に払い落とせる機能がついていて、カラーも豊富でおしゃれなデザインのものばかり。新生児から使用でき、対面でも背面でも使用可能なのに重量は5.4㎏と抑えられている、理想のベビーカーの一台です。

2-5. グレコシティエース

ab型 グレコ シティエース2016

 多機能両対面式で、軽量・コンパクト設計なab型ベビーカーの中では、かなりお手頃価格なCITI ACE。買い物カゴがそのまま詰めるくらい大容量の下カゴに、ワンタッチで開閉して自立も可能な本体、ハンドルの切り替えも楽々…と、パパ・ママにとって嬉しい機能が盛りだくさんです。シートには、赤ちゃんの首や頭をしっかりと支えるヘッドシートが搭載されているので、小さな赤ちゃんでも安心です。大型の日よけに加えて足カバーまで標準装備されているので、日差しの強い日や雨の日も、赤ちゃんとスムーズにお出かけすることができます。

3. おすすめab型ベビーカー徹底比較

ブランド名

商品名

価格
(税込み)

重さ

大きさ

コンビ

メチャカル ハンディ
オート4キャス
エッグショック HF

¥53,000

4.6㎏

起立時:幅49.7cm 全長74.5~88cm
高さ100.5~105cm
折畳時:幅49.7cm 奥行48cm
高さ102cm

アップリカ

ラクーナライト

¥43,000

4.8kg

起立時:幅46cm 全長85~98.5cm
高さ96.5~101cm
折畳時:幅46cm 奥行33.5cm
高さ98cm 

エアバギー

ココスタンダード

¥46,000

8.0㎏

起立時:幅58cm 全長96cm
高さ104.5cm
折畳時:幅58cm 奥行40cm
高さ82cm

ピジョン

ランフィエフ

¥53,000

5.4㎏

 起立時:幅51cm 全長82.5cm
高さ103cm【背面位】
起立時:幅54.5cm 全長95.5cm
高さ103cm【対面位】
折畳時:幅51cm 奥行38cm
高さ101cm 

グレコ

シティエース

¥28,381

5.0㎏

起立時:幅46.5cm 全長82~97cm
高さ102cm
折畳時:幅46.5cm 奥行34cm
高さ99cm

4. ab型ベビーカーの総評

 パパ・ママの需要に合わせてどんどん進化するベビーカー。中でもab型ベビーカーは、月齢の低い赤ちゃんから使えて丈夫、かつ、軽量・コンパクトで、長期にわたって使用可能と利点がたくさんあります。階段の上り下りや車のトランクへの積載の機会が多い方などにっとて、軽さは重視したいこと!でも、やっぱり多機能が良いという方にオススメです。それぞれの特性を踏まえて、後悔しないように、自分の育児スタイルに合ったベビーカーを選ぶことが大切ですね。

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