赤ちゃんをベビーカーに乗せる際、そのまま直に乗せていいものなのかどうか、悩む方が少なくないと思います。シートが固くて座り心地があまり良くないのでは?汗をかいてしまっても洗えない場合は、どうすれば良い?など、気になるところですよね。そんな時に役に立つのがベビーカー用のシートです。では、ベビーカーシートにはどんな利点があるのか見ていきましょう。
コンテンツ
1. ベビーカーシートの特徴
ベビーカーシートには、シート全体を覆うものや、頭部分と体部分に分かれていてそれぞれを紐で結べるもの、抱っこ紐と兼用できるものなど様々なタイプがあります。ベルトを通す穴が3点式用と5点式用のどちらかしか使えない場合があるので、お持ちのベビーカーで使用可能かどうかよく確かめてから購入しましょう。
では、ベビーカーにシートを取り付けることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
【保冷・保温が可能になる】
保冷・保温ジェルの入るタイプのものがとにかく便利です。特に夏の暑い日、アスファルトの照り返しで大人以上に暑い思いをすることになり、ベビーカー内で熱中症にもなり兼ねません。筆者も夏場に娘をベビーカーに乗せて外出する際には、保冷ジェルの入るベビーカーシートが必須でした。
【洗濯が可能になる】
ただでさえ代謝が良く汗をたくさんかく赤ちゃんですが、上記のように夏のベビーカーでの外出時にはかなり暑い思いをすることになります。ベビーカーで寝てしまった場合には、さらに寝汗もかくことになります。汗だけでなく、お茶やジュースがこぼれたり、靴についた砂や泥が付着したりと、ベビーカーのシートはすぐに汚れてしまいます。洗濯が可能なベビーカーシートを取り付けておくことで、いつも清潔に保つことができるのです。
【クッションで衝撃や振動を吸収してくれる】
厚みのあるベビーカーシートを使用することで、悪路での衝撃や振動を軽減してくれる役割があります。特に長時間乗ることを想定せず、簡易化を図っているb型やバギーのベビーカーは、クッション性が少ないシートを採用していることもあるので、ベビーカーシートで快適な乗り心地をサポートしてあげるといいですね。
【素材を選ぶことができる】
より肌触りの良いものやオーガニック素材など、赤ちゃんの体質や好みに合わせて素材を選ぶことができます。夏にはメッシュ素材など通気性の良いものを選んであげることで、こもりやすい背中部分の暑さを緩和することができます。
【色や柄をカスタマイズできる】
ベビーカーの既存のシートの色や柄はなかなか変更できないものです。そこで、自分好みのベビーカーシートをチョイスすることで一気に印象が変わってオリジナルのベビーカーに大変身します。簡単に違うシートに変えることもできるので、その日の気分やファッションに合わせて選んでみてもいいですね。
2. ベビーカーシートはこれで決まり!おすすめ5選
2-1 AirBuggy/ストローラーマット
AirBuggyの人気のベビーカーシートは、なんといっても9柄20色という多彩なラインナップから選べるのがポイントです。ボーダーやエレファント、スターなど、好きな色や柄を選んで自分好みのベビーカーにカスタマイズすることができます。素材はコットンを採用しているので赤ちゃんにとって優しい肌触りで、厚みもしっかりあるので乗り心地も言うことなしです。
※3点式にも5点式にも対応しています。ベビーカーによって使えない場合もあります。
2-2. DORACO FIRST/パイルシート
機能性にこだわって作られているのが、DORACO FIRSTのベビーカーシートです。3つの保冷ジェルがついていて、5つの保冷ポケットに自由に入れることができるので、一箇所だけが冷えすぎてしまう心配がありません。また、パイル素材なので汗をかいてもさらさらの肌触りが持続します。内部にはウレタンシートが挟み込まれているので、クッション性が高く振動から赤ちゃんを守ってくれるのも嬉しいですね。
※3点式にも5点式にも対応しています。ベビーカーによって使えない場合もあります。
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アメリカの人気ベビーカーブランドであるGRACOのシートは、柄も素材もリバーシブル使用になっています。片面はさらさらしていて通気性が良いので暑い時期に、もう片面はふわふわの起毛で暖かくて柔らかい素材なので寒い時期に最適です。もちろん洗うことも可能なので、たくさん汗をかいたときや汚れがついてしまった時も安心です。
※GRACOやApricaの5点式ベビーカーに対応しています。
2-4. bellunico/ひえぽかサポートクッション
一番の特徴は、ベビーカーだけでなくチャイルドシートにも使用でき、さらに頭部分だけを取り外して抱っこ紐にも装着できることです。外出の際は、ベビーカーと抱っこ紐の両方を持っていくことがほとんどだと思うので、シートが両用だとサッと付け替えることが出来て、とても実用的ですね。保冷・保温ジェルを入れる部分はアルミ素材になっているので、効果が持続し、赤ちゃんにとって快適な状態が長く続くこともポイントです。
※3点式にも5点式にも対応しています。ベビーカーによって使えない場合もあります。
2-5. サンデシカ/6重ガーゼベビーカーシート
6重のガーゼでできているのでとても柔らかく、ふわふわで肌触りが良いのが特徴です。吸水性に優れているので、ベビーカーの中でたくさん汗をかく赤ちゃんでも安心して使用できます。シートの裏面には保冷剤を入れるポケットもついています。ゾウやヒツジ、クマなど優しいタッチの絵柄から選ぶことができるので、シンプルなベビーカーも一気に可愛らしく変身させることができそうですね。
※3点式にも5点式にも対応しています。ベビーカーによって使えない場合もあります。
3. ベビーカーシートのスペックを比較してみよう
商品名 |
メーカー |
価格(税込) |
使用目的 |
特徴 |
ストローラーマット |
AirBuggy |
¥4,104〜 |
振動吸収 |
9柄20色の豊富な |
パイルシート |
DORACO FIRST |
¥4,460〜 |
保冷 |
3つの保冷ジェルを |
フワッとさらさら |
GRACO |
¥2,462〜 |
夏の通気性と |
リバーシブル仕様 |
ひえぽかサポート |
bellunico |
¥2,280〜 |
保冷・保温 |
抱っこ紐やチャイルドシートと兼用 |
6重ガーゼ |
サンデシカ |
¥2,980〜 |
保冷 |
6重のガーゼ構造 |
4. ベビーカーシートのまとめ
ベビーカーシートはそれぞれ特徴が大きく異なるので、一番重視する目的に合わせて選ぶことが大切です。シンプルなベビーカーをより自分に合ったスタイルにカスタマイズしたい方は、多彩なカラーバリエーションから選ぶことのできるAirBuggyのストローラーマットが、より機能性を求める方は、保冷効果が高く赤ちゃんの乗り心地を守るシートを採用しているDORACO FIRSTのパイルシートがおすすめです。暑い・寒い、気持ちが悪いなどの感覚を言葉にできない赤ちゃんだからこそ、ベビーカーシートをうまく活用して、少しでも快適に過ごせるように工夫してあげたいですね。
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