軽量ベビーカーのメリット・デメリットとおすすめ5選

軽量ベビーカー

 ベビーカーを選ぶにあたって、軽さというのは重要なポイントになります。一台目にしっかりとしたベビーカーを購入し、セカンドベビーカーとして軽いものを購入する方も多いでしょう。ここではそんな軽量ベビーカーの特性とおすすめのベビーカーを見ていきましょう。

1. 軽量ベビーカーの特徴

 軽量のベビーカーといえば、主にb型やバギーが考えられます。ただ近年a型も改良が進み、軽量のものも増えてきました。では、軽いと何となく便利な気がしますが、実際どんな場合に軽いと役に立ち、逆にデメリットはどのようなことが考えられるか挙げてみます。

【メリット】

  • 日常的にベビーカーを抱えて階段を昇降する機会のある方や車のトランクに保管する方などは、軽ければ軽いほど持ち上げるときの負担が少なくなる。
  • お子様が2歳以上で歩くことができるが、途中でぐずってしまった時などのために、軽いものだと持ち歩きやすい。
  • 旅行や帰省の際、何かと持ち運ぶことがあるので便利。
  • 比較的価格がお手頃な価格のものが多い。

【デメリット】

  • ほとんどのタイプが、腰が据わってからなど月齢が高いお子様(一般的には生後7ヶ月以降)でないと使用することができない。
  • 軽量にするために構造を簡易化しているため、安定性や走行性は劣っており、長時間の使用には向かない

2. 厳選!軽量ベビーカー5つ

2-1. Combi(コンビ) メチャカルハンディ オート4キャス エッグショック HG

軽量ーコンビ メチャカルハンディ オート4キャス エッグショック

 生後1ヶ月から使用可能で対面式にもなり、非常にしっかりとしているのに、なんと4kg台ととにかく軽量にできています。軽さも機能も充実したタイプを求める方にはぴったりですね。座面についた「持ちカルグリップ」を使えば安定した状態で脇に抱えることができるので、持ちやすく、さらに軽量に感じられて階段の昇り降りなども楽々です。商品名の「オート4キャス」とは、対面式・背面式のハンドル切り替えに連動して前輪の軸が自動で回転する仕組みのことで、スムーズな走行をサポートしてくれます。幌の裏地にはボーダーやドットがあしらわれていて、見た目にも可愛いのが嬉しいですね。

2-2. Aprica(アップリカ) マジカルエアー Plus

軽量ーアップリカ マジカルエアープラスAC

 a型・b型に分類されるようなベビーカーというより、いわゆるバギーに近いタイプです。重さはなんと3.5㎏と超軽量なので、赤ちゃんを抱っこしていても、持ち運びが簡単にできてしまいます。また、フレームには振動を低減させる工夫がされているので、比較的長時間使用しても、赤ちゃんへの負担が少なく済むのも大きなメリットと言えます。一方で、こちらは対象年齢が生後7か月頃からと腰が据わってからの使用になるので、生後すぐに必要な場合には適しません。しばらくは抱っこひもやスリングでお出かけをするという方や、セカンドベビーカーを検討している方には良いでしょう。

2-3. GRACO(グレコ) シティライトRアップ

軽量ーグレコ シティライトRアップ

 対面式・背面式の2wayになり、首が据わる前の赤ちゃんから使用することができます。なんと下かごには32リットルもの収納力があるので、ハンドル部分に荷物を下げて転倒する恐れもなく、どうしても荷物の多くなる赤ちゃん連れのお出かけには、とても助かります。シートには52㎝のハイシートを使用しているので、アスファルトの照り返しの熱や砂埃から赤ちゃんを守ってくれ、パパ・ママとの距離も近くて乗せ下ろしもスムーズになります。軽いだけでなく機能性が抜群で、長期間使えるのもありがたいですね。

2-4. Quinny(クイニー) ジャズ

軽量ークイニージャズ

 オランダ発祥Quinny(クイニー)の三輪ベビーカーです。大きくてがっちりとしたイメージのある三輪ベビーカーですが、こちらは、軽量かつコンパクトに設計されており、使い勝手がさらに良いものに進化しています。軽いベビーカーは構造が簡易化されている分走行性が劣るものも多い中、三輪のタイヤは静かさと滑らかさにこだわり、安定していて小回りが効くので操縦もとてもスムーズです。カラーバリエーションが豊富でデザイン性が高いのも嬉しいポイントで、ベビーカーでお出かけするのが、より楽しくなりそうですね。

他の色(赤・青・ピンク)は
こちら→


2-5. Richell(リッチェル) ファインアール カルネオ セキュア

軽量ーリッチェル ファインアール  カルネオ セキュア

 軽量ベビーカーを持って公共交通機関を利用することも多いと思いますが、このタイプにはドア挟みを防止する検知部品が搭載されているので、もしもの場合にも危険を回避することができます。また、特許許可済のオート自立スタンドがついていて、畳むとかなりコンパクトになります。バスや電車が混んできたらサッと折り畳んで立てておくことができ、肩身の狭い思いをすることもなくなるでしょう。赤ちゃんの安全を守ってくれる5点式のシートベルトのバックルは、ワンプッシュで簡単に外せる一方、いたずら防止のバックルカバーが付いているので、パパ・ママも安心です。

3. 軽量ベビーカー徹底比較

ブランド

商品名

価格
(税込み)

重さ

対象年齢

大きさ

コンビ

メチャカルハンディ
オート4キャス 
エッグショック HG

¥53,000

4.7㎏

生後1ヶ月頃~
3歳頃

起立時:幅49.7cm
全長74.5~88cm
高さ100.5~105cm
折畳時:幅49.7cm
奥行48cm
高さ102cm

アップリカ

マジカル
エアープラス

¥27,000

3.5㎏

生後7ヶ月~
3歳頃

起立時:幅46cm
全長76~79cm
高さ107.5~109.8cm
折畳時:幅46cm
奥行33.5cm
高さ95.5cm

グレコ

シティライトR
アップ

¥24,500

4.8kg

生後1ヶ月頃~
3歳頃

起立時:幅46cm
全長82~89cm
高さ95~95.5cm
折畳時:幅46cm
奥行35.5cm
高さ96.5cm

クイニー

ジャズ

¥27,000

4.8㎏

生後6ヶ月頃~
3歳頃

起立時:幅57cm
全長79cm
高さ104cm
折畳時:幅29cm
奥行69cm
高さ25cm 

リッチェル

ファインアール
カルネオ セキュア

¥21,000

4.6㎏

生後7ヶ月~
3歳頃

起立時:幅46cm
全長85cm
高さ103cm
折畳時:幅29cm
奥行43cm
高さ115cm

4. 軽量ベビーカーのまとめ

 軽量のベビーカーは、畳んで持ち運ぶ必要のある時や、車のトランクに積む機会の多い方には、とても便利なものになります。赤ちゃんの首が据わる前からベビーカーを必要とし、スムーズな走行性にもこだわるという方には、コンビのチャカルハンディオート4キャスエッグショックHGがオススメです。セカンドベビーカーとしての購入を検討していて、見た目もおしゃれでスタイリッシュな海外製のものをという方にはQuinny(クイニー)のジャズがおすすめです。軽量とはいえ、ただ軽ければ良い!というわけではないでしょうから、それぞれの良し悪しを見極めていき、自分に合ったものが見つかるといいですね。

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